筋膜調整とは何をするのか
当院は「筋膜施術」に特化した整体院です。
筋膜を整えることで、体を変えていきます。
簡単にではありますが、当院の施術についてお伝えします。
目次
1:筋膜とは何か?
2:筋膜を調整する意義は?
3:筋膜調整をするにはどうすればいいのか?
4:筋膜調整って信用できるの?
1:筋膜とは何か?
最近、少しずつ筋膜についての研究も進んできていますが、
「筋膜」はまだ研究され始めてから歴史が浅い組織です。
簡単に言うと、「全身に張り巡らされた薄い膜のネットワーク」です。
3大ネットワークの一つとして捉えられています。
*神経系・血管系・筋膜系
全身に張り巡らされているので、筋肉や骨だけでなく、内臓や血管・神経など、様々な器官・組織と繋がっています。
今まで「解剖」と言うと、その筋膜を剥がした状態からの研究だったので、注目されてきませんでしたが、それが見直されており、現在は「身体を支えるための第二の骨格」とまで言われています。
主に
・コラーゲン繊維
・エラスチン繊維
からできており、何層にも重なった状態で動いています。
筋膜があるおかげで、筋肉同士や、筋肉と血管・神経などが互いに干渉しすぎることなく動くことができています。
2:筋膜を調整する意義は?
いい状態の筋膜は、組織同士の動きを干渉しないように潤滑油的な役割をしています。しかし、癖のある動作や、座りっぱなしの姿勢、運動不足などにより、筋膜は水分を失い凝り固まってしまいます。
それを「筋膜の高密度化」と言います。
その状態になると、筋肉同士や筋肉・神経・血管などの動きが悪くなってしまうため、
1:痛み
2:筋力低下
3:関節の動きの制限
4:身体の位置感覚の低下
5:バランス機能の低下
6:パフォーマンスの低下
などが生じてしまいます。
そのため、筋膜を常にいい状態に「調整」しておく必要があります。
3:筋膜調整をするためには?
筋膜の高密度化を解消するためには、
・温める+ほぐす
ことが重要です。
そしてそれよりも重要なことは
「筋膜の高密度化が生じているポイント」に実施すること。
フォームローラーなどを使って、ゴリゴリやっていても、「ポイント」がずれていると意味がありません。
そのため、専門家が手で筋膜調整をすることが唯一の方法となります。
*将来的には勝手にポイントを探して高密度化を解消する機器が出るかもしれません。
4:筋膜調整って信用できるの?
一番大切な
「信用できるのか?」
最近はどんどん論文が出てきております。
「身体最大の系である筋膜系は、他のすべての系と接する唯一の組織」
Pischinger, 2000
「筋膜リリースが血管内皮機能を改善し、動脈硬化を軽減した」
Acute Effects of Self-Myofascial Release Using a Foam Roller on Arterial Function
Takanobu Okamoto J strength Cond Res 2014
「Role of Fasciae in Nonspecific Low Back Pain 非特異的腰痛に対する筋膜の役割」
Gulia Casato Carla Stecc 2019
このように、近年になればなるほど、詳細なデータが発表されております。
当院では、
「筋膜マニピュレーションの国際的な認定セラピスト」
が施術しております。
現在、
- 痛みを改善するための筋膜の施術に興味をもっていただいた方
- 他の治療法をいろいろ試したけど、症状が改善しないという方
- この痛みをなんとかしたいという方
のお力になれるかもしれません。
ご興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。